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【レビュー】J2第23節千葉1-1長崎@フクアリ「指標になる相手に対して、一歩前進のドロー」(文:西部謙司)2014/07/28

■球際とプレッシャー

 長崎は守備の寄せが速く、球際の強いチームです。完敗した湘南ベルマーレも同じタイプで、千葉はこういう相手に分が悪い傾向があります。パスでいなして、相手のプレスを空回りさせてしまえば一番のいいのですが、なかなかそれが難しいんですね。

 今回もパスワークでプレスを空転させるには至りませんでしたが、以前よりもミスが減ったように思いますし、逆に自分たちの守備のときにはアプローチ、球際で負けずに戦えていたのではないでしょうか。

 ケンペス、谷澤達也、キム・ヒョヌンの3人が出場停止ということで先発が注目されました。2列目の左、谷澤達也のポジションには山中亮輔が入りました。ケンペスの代わりは大塚翔平、トップ下ですね。CBは右から大岩一貴がスライドして、右SBには竹内彬でした。

千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
森本
山中 大塚 井出
佐藤健 兵働
中村 山口智 大岩 竹内
岡本

(残り 1495文字/全文: 1880文字)

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