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【試合後コメント】J2第18節千葉3-0京都@フクアリ – 鈴木監督、大塚、佐藤健、山口智、キム(取材:片村光博)(2,781文字)2014/06/14

鈴木 淳監督
全体として運動量があった

「ゲームの立ち上がりからわれわれが主導権を握ってゲームを進めることができた。その中で前半はなかなかチャンスを生かすことができず、本当に決定的なところを作れなかったが、後半に入って、セットプレーのところは前半からマークがズレていたのでチャンスはあるんじゃないかと思っていた。それをうまい具合にマークを外して決めることができた。そのあと、(京都が)かなり勢い付いて選手を代えて運動量を上げて、われわれの苦しい時間帯が続いたが、それをしのいで兵働のミドルシュートがきれいに決まって、そこである程度勝負は決まったかなというゲームだった。全体として運動量もあったし、中盤の守備が今日はよくプレッシャーをかけてボールを奪って、あるいは挟み込みをしてくれた。そこが主導権を握れた一番の要因。何はともあれ今日は失点ゼロで終われたので、そこが非常に良かったかなと思う。(中盤の守備では佐藤健などボランチのところでボールが取れることが多かったが、その具体的な要因は?)まず大塚翔平がよくプレッシャーをかけてくれたことと、あとは谷澤、あるいは井出のところでもしっかりとプレッシャーをかけて、中に来たボールをうまく兵働と佐藤健太郎のところでボールを奪うことができた。それからディフェンスラインのところでも大黒のところをケアしてズルズル下がるのではなくて、わりと押し上げた形でうまくラインをコントロールしていた。それがボランチがボールに行きやすかった要因かなと思う」

FW 14 大塚 翔平
しっかり守備から試合に入ろうと思っていた

「相手がボールを動かすのがうまい選手がいて、攻撃的なチームだと思っていたので、しっかり守備から試合に入ろうと思っていた。前半はプレスがうまい具合にハマって、それが主導権を握れた一つの要因だった。(アンカーの脇を突くことは意識していた?)あそこが空くということは分かっていたので、ヤザさん(谷澤)とか(井出)遥也とか僕とかがうまく使って、SBが高い位置に行ければ厚みのある攻撃ができると思っていた。そこではよくボールを受けられて、良い攻撃ができていた。

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