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【試合前コメント】鈴木監督「ハードな戦いの中でもメリハリを付けるのは大事」、山口智、中村、岡本(取材:片村光博)(3,504文字)2014/05/01

鈴木 淳監督
ハードな戦いの中でもメリハリを付けるのは大事

「基本的に、大幅なターンオーバーはしていない。疲労の見える選手は代えるけど、全員パッと代えるとかはない。(前節・磐田戦の前半のようなプレーを継続したい?)ああいうゲームはしていきたい。後半に入って若干運動量が落ちたこと、コンパクトさ、ポジション的なところは修正しないといけない。ただ、空いているところを見付けられなかった。向こうの守備の人数が多いところに行ってしまった。そこを狙うというチャレンジはしていたけど、うまいタイミングで出せなかったということ。(今節の相手・群馬の印象は?)群馬は昨季よりもボールをつなぐ意識が強くなっている。今まで見たゲームに関しては、内容的には悪くないという感じ。勝ち星には恵まれていないけど、いいチームだなという印象はある。(注意すべき点は?)90分こちらが主導権を握るのは無理だろうし、相手がつなぐというところでしっかり守る時間も出てくると思う。そのぶんメリハリを付けていかないといけない。この連戦の中でハードな戦いになるので、その中でもメリハリを付けるのは大事。相手がつなぐことでボールの取りどころも出てくるので、そこで取れれば決定的なビッグチャンスが生まれる。(磐田戦の前半のように前線で奪い切りたい?)決定的な場面は前節も、それも早い段階であった。そこのところで決めるというところは、メンタル的なところも含めて大切になってくる」

DF 5 山口 智
責任は自分たちが背負わないといけない

「(前節・磐田戦では前半に押し込みながら結果的に敗れたが?)単純に点が取れなかったことと、失点する時間帯と形が良くなかった。そのままという感じだった。(連係ミスからの1失点目が痛かった?)ちょっとした声かけや気遣いで防げた失点だった。あの1点で試合は大きく変わってしまったので、もったいなかった。(前半の出来については?)前半はそんなにピンチもなかったし、ミドルをちょっと警戒しないといけなかったくらいで、両サイドもうまく抑えていた。あの1点を取られたことによって、僕らも攻めないといけなくなってバランスを崩してミスが多くなって、中盤で取られてというのはあった。(今節・群馬戦に向けては?)相手どうこうというより、まずはコンディションの問題を自分たちでなんとかしないといけないし、何回も言っているようにチャレンジする。下を向いていても仕方ないし、勝っていないぶんいろいろ言われるのは当たり前であって、そこの責任は自分たちが背負わないといけない。それについて言い訳するつもりもない。とにかく勝ちたいという思いは誰よりも選手が強いと思うし、それを可能にできるのも選手である僕たち。そういうところを表現しないといけない。相手の分析とかもいろいろあるけど、僕の中ではあまり頭にない。とにかく試合までの準備と、メンタル的な部分を大事にしないといけない。前向きにやれれば。

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