犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【インタビュー】VOL.7「伊藤大介~僕はレギュラーを奪ったとは思っていない」(2013/8/9)(2,519文字)

ito

 クラブの下部組織から大学(順天堂大)を経てプロデビューという、わりと近年にありがちなルートを歩んできた伊藤選手。デビューした2010年は11試合に出場、その後も24試合、25試合と実績を積んできましたが、今季は第20節の徳島戦からボランチでの先発出場が続いています。

 技術的には最初から高かったんですよ。ただ、フィジカルが強くないのでなかなかスタメンに入り込めなかった。最近は球際にも強くなって守備力が上がり、それがスタメン出場するようになった一つの要因でしょう。


――レギュラーポジションを勝ち取った感じですね。
伊藤「いえ、僕は奪ったとは思っていませんし、もっとやらないといけないという気持ちだけです」

――田中佑昌選手、谷澤達也選手、大塚翔平選手にインタビューしてきたのですが、全員が「ダイスケの顔が上がったときが動き出すタイミング」と話していて、信頼の高さを感じました。
伊藤「ケンタローくん(佐藤健太郎)も同じですけど、僕らが高い位置でボールを持ったときには前の3人(2列目)にいいパスを出すように意識しています。ヤザくん(谷澤)ならボランチの脇、ユースケくん(田中)ならディフェンスラインの裏への飛び出し、受け手の得意なポイントを見逃さないようにしています」

(残り 2568文字/全文: 3098文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ