「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

ザーゴが紅白戦は「過去の練習方法」と述べる理由/【プレビュー】ルヴァン杯グループステージ① 名古屋グランパス戦

 国内大会の初戦である。Jリーガーカップのグループステージに出場するのは2016年シーズン以来、4シーズンぶりのこと。AFCチャンピオンズリーグがないのは寂しいことではあるが、21歳以下の選手が必ず出場しなければならない大会を戦うことは、若手の台頭が望まれる状況だけに悪くないことなのかもしれない。秋までに一人でも多くの若手が戦力化すると、このチームは大きく化けるだろう。

 1月末にACLプレーオフを戦ったが、あれから3週間近くが経過し、チームづくりはかなり進んできた。すばやいトランジションを武器にボールを支配する戦いが、名古屋グランパスを相手にどこまで見せられるのか、不安と期待が入り交じる。

 監督がアントニオ・カルロス・ザーゴに代わり、試合への準備の仕方も大きく変化した。いちばん大きな変化は紅白戦を行わない、ということだろう。ザーゴは紅白戦を「過去の練習方法だと思う」と断言した。

 

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