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低調な内容でYS横浜に敗戦。環境を理由にしてはいけない試合【第12節YS横浜戦レビュー】

2023明治安田生命J3リーグ第12節

福島ユナイテッドFC0-1(前半0-0/後半0-1)Y.S.C.C.横浜
得点者
(YS横浜)
80分福田翔生

福島ユナイテッドFCは6月3日、J3リーグ第12節Y.S.C.C.横浜戦に臨んだ。

暴風が吹き荒れる中だったが、前半は風上。有利に試合を進められるかに見えたが、前節の内容が嘘のようにバックパスを繰り返し、消極的なプレーが目立った。それでもFW塩浜遼のオーバーヘッドシュートがクロスバーを叩くなど惜しい場面はつくったが、得点するに至らず0-0で折り返した。

後半は風下となり、相手の攻勢を受ける形になってしまった。そして80分FW萱沼優聖のシュートのこぼれ球をFW福田翔生が押し込み相手に先制を許してしまった。その後は前目の選手を入れ替えたが、思ったような効果は得られず0-1で敗戦。ホームの無得点、未勝利は継続となってしまった。

暴風と長くて乾燥した芝といった環境面のハンデはあるが、それは相手も同じこと。消極的なプレーが増えた理由にはつながらない。今季は敗れてもアグレッシブな姿勢の見える試合はあったが、この試合はそうした姿を見せることができず、昨季終盤の停滞感が再び顔を出した形となった。

このような試合を年に一度の会津開催で見せてしまったことは非常に重い。真摯な反省が必要な試合だ。

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1.環境変化のストレスに耐えられず
2.再考すべき会津開催の戦い方

(残り 2804文字/全文: 3407文字)

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