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【福岡vs山形】レポート:攻撃でミス多発、先制するも結果はドロー

■明治安田生命J2リーグ 第35節
11月21日(土)福岡vs山形(14:03KICK OFF/ベススタ/4,590人)
得点者:12’ヴィニシウスアラウージョ(山形)67’木戸皓貴(福岡)
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モンテディオ、福岡はともに先制すれば高い勝率を誇り、先制を許せば一度も勝利がないチーム。その2チームが対戦するとどうなるか。今回出た答えは「1-1のドロー」。互いの実績がギリギリ破られず、破らせない結果となった。

立ち上がりから主導権を握ったのはモンテディオ。渡邊凌磨が中央で相手ボランチを牽制する位置から、ボールを追って左サイドまで。いきなりメインスタンド側に圧縮。一方でヴィニシウス アラウージョは両サイドのスペースでボールを引き出した。5分のクイックリスタートでは岡﨑建哉のパスで左スペースへ流れ、スイッチした加藤大樹がクロス。立て続けに、岡﨑、南秀仁、中村駿の3本連続のダイレクトパスで今度は右スペースに流れると、フィニッシュは岡﨑のミドルだった。

さらに加藤が左からクロスを狙い、中央には南、中村駿と時間差で入ってきていた。ここはキーパーが逆サイドへパンチングしたが、セカンドを競り勝ったヴィニシウスからボールを受け取った渡邊が中央からディフェンダーの股を抜くシュートを放った。ここまでが8分。悪くない立ち上がりだった。

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