【山形vs横浜FM】レポート:F・マリノスを崩せずにナビスコカップ敗退。シンプルなクロスに可能性を見出したい。(3809文字)
■ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第7節
6月3日(水)山形 0-2 横浜FM(19:04KICK OFF/NDスタ/3,605人)
得点者:15’ラフィーニャ(横浜FM)45’+2 熊谷アンドリュー(横浜FM)
※公式記録(山形公式)
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ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント進出を掛けた一戦は、ウォームアップの頃から降り出し、選手入場時に最も強くなった雨の中で行われた。
モンテディオは勝点3だけでなく、他会場の結果次第ではさらに得点も必要な状況。ただ、まずは失点を無くそうと試合に入ったが、「相手のペースに飲まれたのかわからないですけど、全体的にちょっと重たい感じになってしまいました」(舩津徹也)と、重い立ち上がりになる。
一方、ニューヒーロー賞候補の若手5人をスタメンで起用した横浜F・マリノスは、GKも絡めてパスを回してモンテディオのプレスを交わしながら崩していく狙いを持って試合に臨む。チームとしてこの試合はパスで崩しきるという意識も見られた立ち上がりだった。細かく繋いでくる横浜FMに対して、重いモンテディオもプレスも最初はハマっていたが、時間が経つに連れて、横浜FMが雨のピッチに慣れてくると、横浜FMのパスワークがモンテディオのプレスを上回ってくる。
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