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【新企画:わんて】ステキな先輩たち × 髙橋成樹

ひとつのテーマ(ワンテーマ)に沿ってさまざまな角度から選手に話を聞く、新インタビュー企画「わんて」。

モンテディオユースからトップ昇格して1年目、ルーキーイヤーを過ごした髙橋成樹選手。チームメートとして接してきた先輩たちとのエピソードを語っていただきました。

 

Q:髙橋成樹選手には、チームの先輩たちについてお話をうかがいます。今シーズンは一人だけ高卒ルーキーだったので、他の選手全員が先輩にあたるわけですが、先輩・後輩の関係は意識しましたか?

「普通に、世間一般と同じような感じです」

 

Q:髙橋選手はモンテディオユース出身ですが、ユースだと高校の部活ほど上下関係を考えずに過ごせるイメージがありますが?

「考えないということはないです。一般的な感じです。先輩は先輩だし…、えっ、どういうこと聞きたいんですか?何か特別な、『この人はすごいから…』とかですか?」

 

Q:というところも聞きたいですし…。

「普通の仕事をしてないからわからないですけど、プロになって1個上のアユくん(永藤歩)と洋一くん(長沼)とか海斗くん(安西)というのは、自分が思うには普通の先輩じゃなくて、プロサッカー選手という一人の人間というか、自分にとっては偉大な先輩なので。タツさん(石川竜也)だったら10個以上上ですけど、タツさんは自分が小学校のときから見てたのですごい先輩だなというのはあります。でも1個でも10個でも先輩は先輩なので、自分より長く生きてるし、自分より長くサッカーしてるし、学ぶことはたくさんあるので、ただの先輩というよりは、自分にとってはお手本です」

 

Q:そういうふうに接してきたということですね。成樹選手の最初の運転手は風間宏希選手でしたっけ?

「宏希くんにも送り迎えしてもらいましたね。キャンプの前は電車で来てたので、帰りは電車がなくて宏希くんに山形駅に送ってもらったりとか。高擶駅から山形駅がないんですよ。でも山形駅からだと電車があるので、山形駅まで送ってもらいました。本当にあの人に助けてもらいました、最初は」

 

Q:キャンプのあと、免許を取るまでは?

「そこからはアユくんに毎日送ってもらって。むちゃくちゃ優しいんです、アユくんも。自分が言う前に『お前、足大丈夫か?』とか言ってくれて。俺はたまに歩いて来てたりもしてたんですよ。毎日乗せてもらうのはアレかななんて思って。だけど、『大丈夫か?』みたいに言ってくれたりとか。普通、『お前、歩いていけるなら行けよ』みたいな感じするじゃないですか。そんなに気を遣ってもらったりしてたので。良くしてもらいましたね」

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