Dio-maga(ディオマガ)

【Football bless you】荒堀謙次:玄人好みのバイプレーヤー

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、ともにチームの歴史を創った仲間であり、この先どこへ行こうと大切な存在でもある。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出すオフシーズン限定企画。(不定期更新)

J3降格となった栃木から16年にモンテディオに加入。ピッチ上では眼光鋭く硬派な外見。にもかかわらず、チーム内ではなかなかのイジられ役だった。

今年は菅沼駿哉から、事あるごとにプロレス技をかけられていた。相手は2歳下とはいえ、体格差からほぼ無抵抗に技を受けることになった。リハビリを担当する京谷洋佑トレーナーは選手のキャラクターに合わせて掛ける言葉やテンションを変えているが、もっともドSな言葉を投げつけていた相手が荒堀だった。荒堀も同じテンションの言葉でやり返す。高校の部活を見るような微笑ましい光景だった。

(残り 645文字/全文: 1070文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ