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【トピックス】「サッカー×将棋特別イベント」(@日産スタジアム) レポート《前編》

◆野月七段は小学生に熱血指導

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指導対局場はこの賑わい! F・マリノスサポーター兼将棋愛好者は思った以上に多かった。モンテディオの伸びしろもあると感じさせてくれる。

一般入場時刻の17時にコンコース内の将棋体験コーナーに戻ると、すでにかなりの人であふれていた。
しかし、見渡すとF・マリノスのレプリカユニフォームを着た人たちばかりで、モンテサポの姿はない。それもそのはず、ここはビジター用のチケットでは入場できないエリアだったのだ。NDスタで開催した際には両チームのサポーター5対5の対戦形式も行われていたが、ダービー感を煽るためにも、モンテディオのサポーターも参加できるよう、ぜひ次回からの善処をお願いしたい。

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小学生に熱血指導中の野月浩貴七段。NDスタでの将棋イベントではわかりやすいトークで人気の棋士だ。漫画『ナリキン!』の監修を務めたことでも知られている。

指導対局コーナーでは各プロ棋士が「く」の字に並べたテーブルで一度に4~6人を相手に指し、その周囲を保護者や友人や一般の見学者が囲んでいた。プロ棋士たちは時折アドバイスをしながら指していき、対局が終わると棋力を判断し、その場で「認定証」を渡す。小学生の男の子にがっつり熱血指導していたのが野月七段。「ここをこうするともっと良くなる。でも全体的にはすごい良かった」とほめることも忘れない。ゴールドユニの10番を着て指導を受けていたこの小学生に対局後に話を聞いてみると、「地元の将棋スクールに通っていて、プロ棋士もよく来てくれる」と将棋環境には恵まれているようだが、「でも今日はせっかくの機会なので」とこちらにも顔を出したそうだ。

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しゃがんで、対戦相手の小学生と目線の高さを同じにしていたのは藤田綾女流初段。

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