浦レポ by 浦和フットボール通信

ヘグモ監督が大事にする攻撃、守備の原理とは

(Report by 河合貴子)

ホーム鳥栖戦に向けて

今シーズン初の連勝を目指して連戦の中乗り込んだ国立競技場で、FC東京に1‐2と逆転負けを喫してしまった。中3日のホーム埼玉スタジアムで迎える鳥栖戦に向けて、FC東京戦の翌日は心身ともにリフレッシュするためにオフとなった。

開幕から6試合を終了した時点で2勝2分け2敗と5分の成績だ。ヘグモ監督新体制となり戦術理解や共通意識を高めていくためには時間が必要だが、そろそろ安定した闘いができてきても良い頃だ。しかし、ショルツ選手や関根貴大選手など浦和の主軸となる中心選手の離脱が相次ぎ、さらに体調不良で前田直輝選手が離脱したりと、大久保智明選手とリンセン選手が復活してきたとはいえなかなかベストな状況で挑むことができなかった現実がある。

さらに追い打ちをかけるように、FC東京戦で膝に違和感があった酒井宏樹選手について、ヘグモ監督は「検査をしているが、まだ、結論を出せない状況だ。明日の練習で見てみたい」と寂しげな表情をしていた。チームの台所事情がどうであれ、試合は待ってくれない。

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