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宇賀神友弥「埼玉スタジアムのピッチにもう一度立つことができた時にただいまって言いたい」【新加入選手会見全文レポ】

浦レポでは本日の新体制発表会見を全文レポート
〇ペア・マティアス・ヘグモ監督就任会見 全文レポ
・西野努テクニカルダイレクター
・ペア・マティアス・ヘグモ監督

〇新加入選手記者会見 全文レポ
・宇賀神友弥
・渡辺凌麿
・前田直輝
・井上黎生人
・松尾佑介
・佐藤 瑶大
・石原広教
・武田英寿
・早川隼平

西野TD

先ほども少し触れましたが、今年の編成の方針、方向性は今まで大きくは変わっておりません。前年度よりもチーム力をアップさせることは当たり前に毎シーズンやることだと思いますし、チームコンセプトも変わりなく。一方で新監督のヘグモ監督とは編成のウインドウが空く前からしっかりと議論して、彼の各ポジションに求めるものをしっかりと議論した中で、何度もミーティングを重ねて、ターゲットとなる選手を決めて、獲得活動をしてきました。そういった意味では、今日皆さんの目の前に並んでる選手達は年齢幅もあります。いろんなポジションの選手がいます。去年ベストイレブンにレッズの選手からたくさん選ばれました。そういうポジションでもあえてチャレンジしようという選手たちが揃っていると思っています。

まずはFC岐阜からレッズに復帰することになりました。もう説明はいらないですね。宇賀神選手です。

宇賀神友弥選手

皆さんこんにちは。FC岐阜から移籍してきました。宇賀神友弥です。先ほど西野さんがおっしゃったように年齢幅を作ってしまったのが僕なのかなと思いますけど(笑)一度、浦和を退団して、まさかこういう形で自分も帰ってくるとは思ってませんでした。ただJ3という場所でしたけども2年間チームのために戦い続けた結果が今この場にいることなのかなと思ってます。そして浦和レッズを対談した時に、一つ心残りであったのがJリーグ優勝っていうところが心残りではあったので、この素晴らしいメンバーとともにJリーグ優勝というものを必ず成し遂げたいと思い。その強い思いでこのクラブに帰ってきました。この年齢、そして一度浦和レッズを退団した中でもう一度戻ってくるっていうのは、色々な意見があると思いますけど、僕自身、はっきり引退しに来たわけじゃないので、このクラブでしっかりとポジションをつかんで、チームのために、チームの勝利のために貢献してJリーグ優勝を掴み取るという強い思いできました。いろんな方からお帰りって言っていただけるんですけども、本当のただいまは埼玉スタジアムのピッチにもう一度立つことができた時にただいまって言いたいと思ってます。シーズンよろしくお願いします。

(どこでポジション争いをして、アピールしていきたいか)

自分の経験を元に、このクラブを背負う責任もそうですし、若い選手もたくさんいるので、そういう選手に言葉だけでなく背中で語れるような、まずプレーをしなくてはいけないなと思います。その中で自分の良さっていうのは周りの選手を生かすっていうところが、自分の良さでもあると思いますし、これだけ素晴らしい選手がいるので、そういう選手をうまくまとめるっていうところをピッチの上で表現できればいいかなと。そういうところでスタメン争いに加わっていければいいかなと思ってます。

(1回外に出て、浦和の戦いぶりだとか、浦和のクラブについてどういうふうに思っていたか、改めてどういうことを感じたか。心残りだったのはリーグ優勝という話をされてましたけれども、優勝するために何が必要なのかとどのように感じているか)

浦和を退団してからもちろん2年間、浦和の試合を見続けていました。見られる限り見続けていました。リーグ戦もそうですし、ルヴァン決勝もそうですし、昨年で言えばACLの優勝、クラブワールドカップも含めて、改めて浦和レッズっていうのは、本当にすごいんだなっていうのを感じました。そしてその浦和を背負う責任っていうところも、自分なりに浦和にいる時に思っていたものとはまた別の視点で見られたというか、タイトル争い、タイトルを取ることを求められるというのは当たり前で、なおかつ、浦和レッズを支えてくれるファン・サポーター、そして浦和レッズを愛する人たちの思いを全て背負って、戦わないといけない。その思いを背負ってピッチに立たなきゃいけないっていうことを強く感じました。それは自分がFC岐阜でもそういう思いで戦っていましたし、より浦和レッズに戻ってきてその思いを強く感じています。

Jリーグ優勝するために何が必要かっていうのは、僕もタイトルを取れていないので、そこを模索しながら今シーズン戦うことになるのかなと思いますけど、今シーズンこれだけのメンバーが揃って、ここにいるメンバーだけじゃなくて、既存のメンバーも含めて、これだけ実力のある選手がいるので、自分なり経験のある選手がそういうところまとめたりだとか、チームがうまくいかない時に何ができるかっていうところが、優勝するために一番必要なのかなと。あとは、いろんな選手から聞こえましたけど、勝者のメンタリティーってところはタイトルを取ってきた経験のある選手がしっかりとピッチで表現することが、優勝に繋がってくるんじゃないかなと思います。

(背番号が35っていうのは初心に戻ると言う意味でつけたのか?)

そうですね。はい。あとは3番を伊藤敦樹選手に継承しましたし、敦樹に戻りますって話をした時に、宇賀さんが帰ってくるんだったらつけてくださいと言っていただいたんですけど、クラブとして伊藤敦樹選手を推し出しているんで、伊藤敦樹で売りたいと、宇賀神じゃなくて伊藤敦樹で行きたいっていうことを言われたので。ね、西野さん?ということなので、3番をつけられなかったと。そこから選んだ時に1年目をつけていた、35番が空いてるって話を聞いたので、35番をもう一度背負って、一から始めようって気持ちと、自分のサッカー人生として最終章じゃないですけど、そこに向けてもう一度やってきたいなっていう思い。プラス皆さんもご存知の通り、僕の盟友である槙野選手の5番なので、3プラス5ということで35。そういう思いももって戦いたいと思います。

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