まさに有無の一戦、ここで全てを出し切っていい大会初戦へ【轡田哲朗レッズプレビュー/CWCクラブ・レオン戦】
(Report by 轡田哲朗)
素晴らしい激励の時間から、決戦のサウジアラビアへ
浦和レッズは12月15日にサウジアラビア開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)で大会初戦のクラブ・レオン戦を迎える。2007年、17年に続く3回目の出場で、今回は5位決定戦がない。そのため、この試合に勝利すれば準決勝の結果はどうあれ大会最終日までいられるが、敗れるとこの時点で大会から姿を消すことになる。まさにトーナメント、一発勝負という試合になる。
浦和は10日に出発して11日に現地入り。登録メンバー23人は発表されているが、アクシデントがあれば初戦の24時間前までメンバーを交代できるという観点から選手は25人で遠征している。その出発時の激励の時間については、マチェイ・スコルジャ監督が「驚異的ですよ。日曜日には、そこからプレッシャーを感じるとともに、非常にポジティブなエネルギーを受け取った。そのことは、明日の試合前ミーティングでもチームに思い出させようと思う」と、嬉しそうに話していた。私がサウジアラビアに入ったドーハ経由の便にも明らかに浦和の応援に駆け付けたであろう人たちがいたし、それをマチェイさんに伝えると「我々が孤独を感じながらプレーすることはないだろう。(浦和の)サポーターは常に駆けつけてくれる」と話していた。
実質的なプレビューとしては、先日に河治良幸さんを招いて行った配信がそれにあたるので、クラブ・レオンのスタイルに関する河治さんの解説もしていただいた配信のアーカイブを、お時間のある方はご覧いただけると良いのかもしれない。
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