浦レポ by 浦和フットボール通信

しびれる4連戦とラスト5試合の入り口 大槻監督の話した重大なポイント【広島戦プレビュー】


(Report by 轡田哲朗)

ラスト5試合は最終的にすべてを決める

浦和レッズは29日にJ1第31節のアウェーゲームでサンフレッチェ広島と戦う。試合としては第31節になるが、これはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を受けての前倒し開催であるため、実質的にはリーグ戦の30試合目。つまり、ラスト5試合がここから始まる。優勝争いに対するコメントではあるものの、興梠慎三は常々「結局はラスト5試合が大事になるから」と加入してから話してきた。そういう意味でも、最終的に今季の全てを決める時期が始まると言っていいのだろう。

それと同時に、このゲームは強烈な過密日程のスタートと見ることもできる。この広島戦を終えると、中2日で鹿島アントラーズ戦、中3日で川崎フロンターレ戦、中3日でサウジアラビア遠征してアル・ヒラル戦だ。クラブのスタッフとも雑談交じりに話したが、「広島がナイトゲームで、帰ってくるのが翌日で、その次の日にはもう鹿島に前日移動ですからね」というもの。せめてここがホームゲームならということもあるが、もうこればかりは仕方がない。その中で、できる最大限のことをするしかない。

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