レッズレディースが皇后杯、日体大戦に向けて意識したこととは
(Report by 河合貴子)
完封負けを喫した新潟戦の敗戦から切り替えて
WEリーグ連覇を狙う三菱重工浦和レッズレディースであったが、アウェイ新潟戦で相手の約2倍のシュートを放ってもなかなか牙城を切り崩せず、51分にはCKから浦和の下部組織で育った三浦選手に、96分には柳澤選手に古巣相手に決められて0‐2で敗戦。浦和が完封負けを喫したのは、実に約2年ぶり(2021年11月7日、ホーム・INAC神戸戦 0‐2)のことであった。
安藤梢選手が「あのような負け方をしたのは悔しくて仕方がないというか、自分でも試合後は整理できない所があった」と敗戦のショックをあらわにしていたが、オフをはさんで浦女たちは敗戦を糧にして皇后杯に向けてしっかりと準備を始めた。
朝日がまぶしいレッズランドは雲一つなく少し肌寒さはあるものの、それが程よい緊張感をもたらしていた。残念ながら長船加奈選手と高塚映奈選手は、完全に別メニュー。角田楓佳選手は、U‐19日本代表候補トレーニングキャンプで不在。福田史織選手、高橋はな選手、丹野璃々香選手は部分合流であった。
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