楠瀬監督が次節、広島戦で警戒しているポイントとは?【レディース練習レポ】
(Report by 河合貴子)
ホームでの借りを返す
桜の開花宣言はされたものの名残雪が降った昨日の影響で、底冷えの寒さの中でオフ明けの練習が行われた。楠瀬監督が「問題として感じるのは、コンディションの問題やメンタル的な部分もあるかもしれません」と険しい表情を浮かべて、前節のEL埼玉戦での2失点を振り返りながら話した。
コンディションの部分を考慮して、オフ明けの練習では菅澤優衣香選手、猶本光選手、水谷有希選手、佐々木繭選手、柴田華絵選手、清家貴子選手、南萌華選手たち7名は軽いランニングでのリカバーのみであった。また、安藤梢選手はオフ、高橋はな選手は室内とウォーキングで調整、塩越柚歩選手は室内でリカバーとなった。
5人1組となりコンビネーションからのラインゴールでアップが始まると、寒さを吹き飛ばすように選手たちは躍動していった。2カ所に分かれて5対2の通称”鳥かご”のボール回しを行った後、5mの三角形に角度を付けたコーンをそれぞれの角に設置し、パス&コントロールが行われた。本当に基本練習であるが、森総監は基本を大切にして、トラップしたときのボールの置く位置やパスの正確性など細部にわたり選手たちに「いつも蹴られるところに置かないと」「状況にもよるけど、当たり前だが感覚の問題だ」と厳しく要求していた。
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