浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督が勝利が求められる残り5戦で求めるプレーとは? 柏戦で中島翔哉がキーマンに?

(Report by 河合貴子)

諦めないことと信じて最後まで闘うことを強調

優勝戦線に食らいついていくために、リーグ戦の残り5試合に全身全霊かけて浦和を愛する人々と共に闘い逆転優勝を狙っていきたい。

マチェイ・スコルジャ監督は、目をギラギラとさせながら「選手たちには、諦めないことと信じて最後まで闘うことを強調して言っている。残り5試合のところで素晴らしいストーリーが生まれることも、過去の歴史にある。我々がもっている力の全てを出し尽くして、できること全てを実行し、そこ(リーグ優勝)に向かっていきたい」と話した。

YBCルヴァンカップ決勝進出を決めた埼玉スタジアムでの力強い「We are Reds!」のコールは、今もスコルジャ監督の耳に残っていた。「浦和のサポーターの方々が、トロフィーを渇望していることを強く感じた。我々が、進むべき道は1つ」と身を引き締めた。

首位を走る神戸との直接対決を残して勝ち点差は8ポイントだ。このビハインドをひっくり返すためには他力本願のところがあるが、とにかく浦和は勝利を収めてわずかな可能性を繋いでいくしかない。

「今、我々は1試合ずつ考えることにしている。今は、柏戦でいかに勝つかを考えている。どこかで誰かの体力を温存するということは考えずに、次の試合で勝つことをベースにしている」と話し「シーズンのこの時期はリスクを冒すべきだと思う。マリノス戦に近いような取り組みになると思う。我々にとって勝ち点1は充分ではない。しっかりと勝ち点3を獲りに、必要なリスクを冒しながら挑みたい」と攻撃的に闘い勝利を目指す構えをみせた。

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