浦レポ by 浦和フットボール通信

持ち回り定例会見に池田伸康コーチが初登場!選手と接する時に大切にしていること、今のチームを「浦和のあるべき姿が現れている」と言った理由は

(Report by 河合貴子)

明るいキャラクターを生かして

マチェイ・スコルジャ監督体制下で、監督の右腕といえるのは守備担当のヴォイテク・マコウスキコーチ、左腕は攻撃担当のラファ・ジャナスコーチだ。そこに、培ってきた経験をもとに攻撃面のサポートだけでなく、選手たちのメンタルケアをする池田伸康コーチが機動力を生かして支えている。

「根っから明るくて、周りを明るくしてしまうのは自分の長所」と屈託のない笑顔をみせた池田コーチ。土田SDからも「チームの雰囲気作りをしっかりとノブ(池田コーチ)がやってくれ」と言われ、池田コーチは使命感をもってより一層心がけて取り組んできた。

選手に声をかけるのは、池田コーチの1つのタスクだ。「初めて一緒にやる選手たちが多く最初は戸惑ったが、勇気を持って選手の胸に飛び込むことを心がけて沖縄キャンプからやってきた。心を開いてくれる選手もいれば、しゃべるのが苦手な選手もいる。挨拶から初めて、奥深いところまで話ができれば良いなと毎日接している」とニッコリと笑顔をみせた。

この笑顔にどれだけの選手たちが救われてきただろうか・・・。試合機会のチャンスを掴むことができない選手、なかなかチームに馴染めない選手、試合で自責の念に駆られて落ち込む選手たちへ、寄り添うに優しい笑顔で接している姿を本当によくみかける。「元気がないな」「悩んでいるな」という選手には、積極的に話をしているそうだ。

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