伊藤美紀が加入会見で語った、レッズレディースで見せたいプレーとは
(Report by 河合貴子)
2連覇に向けた補強
WEリーグ連覇と悲願の3冠を目指して、三菱重工浦和レッズレディースの2023-24シーズンが始まった。2023-24シーズン開幕に向けた記者会見とINAC神戸レオネッサから移籍してきた伊藤美紀選手の加入会見が行われた。
少し緊張気味の面持ちで会見場に登場した伊藤選手は、楠瀬監督から「国内で選手をどこから獲得するとしたら、伊藤美紀と2人ぐらいしかいないかな。その中で伊藤選手は、試合中、楽しそうにやっている。ニコニコして良く動いている。上手い選手はたくさんいるが、こういう選手は良い。楽しそうにプレーする。来てくれたら、うちの選手の刺激になるし、伊藤選手自身も大きくなれるんじゃないかな。十分なテクニックも持っている。スルーボールを対応して出してくれる。うちの大きな力になる。昨年、優勝したがさらにチームを大きくさせるために来ていただきました」と紹介されると、恥ずかしそうに笑った。
伊藤選手は、怪我(左ひざ半月板損傷)で泣いたシーズンもあったが、2014年に高校サッカー女子の名門である常盤木学園から2014年にINAC神戸に加入し、約9年間にわたり中心選手として活躍してきた選手だ。皇后杯優勝(2015年 2016年)だけなく、初代WEリーグチャンピオンにも貢献してきた。浦和の宿敵であるINACからの禁断の移籍ともいえる。相当悩んだはずである。
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