浦レポ by 浦和フットボール通信

簡単ではない意識改革、それでも課題を解決する姿勢を見たい【轡田哲朗レッズプレビュー/湘南戦】

(Report by 轡田哲朗)

出場停止明けの酒井宏樹と前回の交代出場選手がミックスの候補か

浦和レッズは6月28日にリーグ戦の18試合目で湘南ベルマーレと戦う。このゲームを消化することで基本的に試合数が追いつくので、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝以来の「周りより●試合少ない」という考えをすることなく見ていくことになる。前回の川崎フロンターレ戦の際にも少し触れたが、この湘南戦に勝利できたとすれば首位の横浜F・マリノスと勝ち点6差でギリギリの2試合圏内になる。湘南の順位などは関係なく、シンプルに浦和は自分たちのために勝ち点3を必要としている。

このゲームに関しては川崎戦から中3日で、その試合中に明本考浩と荻原拓也には負傷があった。マチェイ・スコルジャ監督は「重傷かもしれない」と記者会見で発言していたが、荻原は試合後のミックスゾーンで取材対応もしていた。そうした意味では荻原の方が状態は酷くないとみるのが自然だろう。また、このゲームからは中2日でサガン鳥栖とのアウェーゲームを戦わなければいけないので、それこそ湘南戦が終わって36時間くらいで移動をするレベルになるから、少しメンバー構成を考えるかもしれない。基本的には、前回の湘南戦に交代出場などでピッチに立った選手が入れ替わりでのスタメン候補になり、出場停止から明ける酒井宏樹を含めた選手たちをミックスすることになるのではないだろうか。

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