浦レポ by 浦和フットボール通信

スタメン競争が形になり始めそうなゲーム ハイプレスとのリターンマッチ【轡田哲朗レッズプレビュー/広島戦】

(Report by 轡田哲朗)

段階的にスタメンが変わっていって不思議でない時期

浦和レッズは5月31日にリーグ戦の14試合目でサンフレッチェ広島と対戦する。言うまでもないが、これはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝があったことによる延期日程のうち1試合だ。彼らは浦和より1試合消化が多く、勝ち点が2多い。つまり、ここで勝利すると逆転することができ、潜在的には勝ち点4差で上にいける可能性がある。順位の近いところで争うチームの1つなので、ホームでその結果を貪欲に取りにいきたいゲームだと言えるだろう。両者とも中3日のゲームであり、1週間前にルヴァン杯のゲームがあったことも変わらない。そうした意味で臨戦過程に大差はないので、日程を何かの理由にする必要はないと言える。

浦和は27日の京都サンガFC戦に2-0で勝利したものの、特に前半は相手の高い位置からのプレスに苦しんだ。後半に戦況を打開したが、そこには交代出場した選手たちの力も大きかった。そうした選手たちにスタメンのチャンスを与えたとしたら、それもまた理に適った起用だと言えるだろう。

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