浦レポ by 浦和フットボール通信

重要な先制点とセットプレーに期待 まずは冷静に試合を【轡田哲朗レッズプレビュー/名古屋戦】

(Report by 轡田哲朗)

リーグ戦はしばらくメンバーを変更せず臨む見込み

浦和レッズは4月9日にリーグ戦の第7節で名古屋グランパスとのアウェーゲームを戦う。彼らは勝ち点13の2位につけていて、浦和は勝ち点12の3位。すでに首位のヴィッセル神戸との直接対決を勝利している浦和だが、少し順位表の隊列が見え始めてきてからの上位対決という意味で、また新たなテストを受ける場になる。

4月5日のルヴァン杯第3戦の川崎フロンターレ戦では大きくメンバーを入れ替えたが、そこで唯一のリーグ戦から継続起用だった伊藤敦樹は「中3日あれば大丈夫」というコメントをしていることからも、基本的には3月31日の柏レイソル戦と同じスタメンがベースになるだろう。ベンチ入り7人にどんなメンバーを連れていくかはマチェイ・スコルジャ監督の判断が興味深いところだが、マチェイさん自身が「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝も迫り時間がないため、実験的なこともできない中で進めなければいけない難しさもある。そういう理由があるので、今あまりチームに大きな変化はつけていない」と話しているだけに、ベンチ入りメンバーに関しても安居海渡や荻原拓也、ブライアン・リンセンといったこれまで途中出場の機会が多い選手は外さないだろう。そこにGK鈴木彩艶とセンターバックに何かがあった時に考える岩波拓也、第2のプレーメーカーとして必要な平野佑一を入れるともう6人も枠が埋まる。あと1人はダヴィド・モーベルグ、アレックス・シャルクのどちらかを基本に考えるだろうし、それこそACLの決勝が終わるまでは負傷者などが出ない限りメンバーが大きく変わる事態は考えにくい。

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