浦レポ by 浦和フットボール通信

狙った結果を得るために 試合を安定させるために欲しいものは【轡田哲朗レッズプレビュー/ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋戦】

(Report by 轡田哲朗)

2戦合計方式の経験がある選手のリーダーシップに期待

浦和レッズは10日にルヴァン杯の準々決勝第2戦で名古屋グランパスと対戦する。この試合は初戦をアウェーで1-1の引き分けで終えたことを受け、勝利もしくは0-0で90分を終えた時に突破。1-1だと延長戦に突入し、敗戦あるいは2-2以上の点の取り合いによる引き分けだと敗退になる。この試合を単体で勝った、負けたよりも突破条件を満たすことによって勝利を得られるという捉え方が良いけれども、結果的にこのゲームを勝利しにいって、0-0で残り10分になった時なんかにちょっと考えましょうというところだろう。クラブとしてはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のゲームなどで多くの経験値があるが、選手たちが大きく入れ替わっている中だけに、例えば関根貴大や岩波拓也、ベンチからになるかもしれないが西川周作といった選手たちのリーダーシップには期待したい。

リカルド・ロドリゲス監督は試合前日のオンライン会見で、段階的に「少し開始を遅らせてください」というアナウンスがありながら最終的に1時間遅く始まった理由を「ミーティングを繰り返して、名古屋戦のベンチメンバーを決めていた」と話してこちらに「お待たせして申し訳ない」と話した。その中身についても「戦術的な交代、アクシデントによる交代、延長による交代と色々なことを考える」ということで、ちょっとしたリカさんらしさも感じる言葉だった。

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