浦レポ by 浦和フットボール通信

次節、好調仙台との対戦 楠瀬監督も「仙台は、侮れない」と要警戒【レディース練習レポ】

(Report by 河合貴子)

怪我人続出も回復を見せる選手達の姿も

霜柱が立ち、冷え切った練習場に元気な浦女たちの声が響き渡っていた。今シーズン初黒星となったINAC神戸レオナッサ戦から、気持ちをしっかりと切り替えて挑んだ皇后杯4回戦はAC長野パルセイロ・レディースに3―1で圧勝し強さを見せつけた三菱重工浦和レッズレディースだ。一発勝負のカップ戦とリーグ戦では試合の運び方は多少変わってくるが、再び連勝街道を目指し12月25日ホーム浦和駒場スタジアムで開催されるWEリーグ・マイナビ仙台レディース戦に向けて一丸となって練習に取り組んでいた。

戦線離脱している池田咲紀子選手、鈴木佐和子選手、高橋はな選手、一法師央佳選手、柴田華絵選手たちに加えて皇后杯・長野戦で負傷した遠藤優選手は大事をとってコンディション調整となった。ただ遠藤選手の別メニューの動きを見ていると、すぐに合流しそうな感じであった。また、徐々に離脱していた栗島朱里選手や河合野乃子選手、佐々木繭選手たちのコンディションも上がってきて軽快な動きをしていたのは朗報だ。

しっかりと防寒対策して、パス&コントロールからアップが始まった。そして4人一組となってコンビネーションパス、通称”鳥かご”のボール回しとストレッチを入れながら選手たちは躍動し、身体が暖まると着ていたグランドコートを脱いで軽快な動きをみせた。さらに2タッチ、ステップを踏まずにパス、浮き球ダイレクトパスなど基礎を丁寧に行い、ロングボールを蹴ってアップ終了。長船加奈選手は、アップのみの参加となり遠藤選手と合流して別メニューとなった。

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