楠瀬監督が今季最終戦の東京NB戦に向けて意気込む「今季の総括というゲームになるので、引き締めて闘いたい」
(Report by 河合貴子)
WEリーグ初年度を振り返って
昨年の秋に開幕したWEリーグは、今週末で閉幕を迎える。初代女王はINAC神戸レオネッサにすでに決まっているが、三菱重工浦和レッズレディースは前節でこの初代女王を1-0の完封勝利で倒した。来シーズンに繋がる堂々の2位だ。爽やかな5月晴れの下で、5月22日にホーム浦和駒場スタジアムで臨む日テレ・東京ヴェルディ・ベレーザとの最終戦に向けて練習が行われた。
「2位では、いけないチームだ」と練習後の取材対応に応じた楠瀬監督は険しい表情を浮かべた。「この1年を闘ってみて、他のチームが強化されている。スタッフや選手が替わって、思っていたよりちょっと様変わりして、こんなチームになったという新たなチーム像が見えてきた。先が見えるチーム、例えば広島さん(サンフレッチェ広島レジーナ)、ちふれ(ちふれASエルフェン埼玉)などそういうチームが多い。うちは、人という財産でやれていたところがある。それプラス、組織だった守備とか、時間によってのマネジメントとか、勝ちにいくマネジメントをしないといけない。ある程度自由なところと、決めていく部分をしていかないと・・・」と来シーズンを見据えて話した。
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