南萌華が「気持ちが落ち込むところもあった」と胸中を吐露もDFリーダーとしての決意を語る
(Report by 河合貴子)
相模原戦で痛恨の2失点
「優勝に向けて大事な試合だと理解しながら入っていた中で、勝ち点3を取れる試合で引き分けてしまったことは、個人的にもチームとしても、悔しい。もったいないと感じている」と2対2で引き分けた前節のノジマステラ相模原戦を悔やんでいたのは、DFリーダーの南萌華選手だった。
14勝2分け2敗と圧倒的な強さを誇りなでしこリーグを優勝した昨シーズンは、18試合で37得点17失点であった。WEリーグになって開幕してから11試合で6勝2分け3敗で20得点12失点だ。残りはあと9戦だ。首位を独走するINACレオネッサ神戸とは、勝ち点9ポイントと水をあけられた状態だ。直接対決が待ち受ける5月14日まで、勝ち点差を広げられずに追撃したいところだった。
「気持ちが落ち込むところもあった」と正直に胸中を吐露した。
WEリーグ前半戦の失点を教訓にして、GKを含めて守備面を再確認して皇后杯を無失点で勝ち抜き優勝し自信を深めただけに、WEリーグ後半戦を完封勝利で勝ち点と得失点差で優位な状況を作り出したかったのだ。相模原戦の後半2失点は、不運としか思えない失点だ。安藤梢選手が足を滑らせてしまったり、同点弾となった小林選手のシュートが脇坂選手に当たりシュートコースが変わったりとDFとしては防ぎようのないところもあった。
(残り 920文字/全文: 1490文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ