栗島朱里が開幕3連勝も笑顔が消えた理由
(Report by 河合貴子)
中央からチームを支える
「しっかり勝ち続けないと優勝は見えてこない」と自らを鼓舞するように厳しい口調で栗島朱里選手は言った。
WEリーグ開幕3連勝と好スタートを切った三菱重工浦和レッズレディースのムードメーカーの栗島選手から笑顔が消えていた。WEリーグ開幕の日テレ・東京ヴェルディ・ベレーザ戦では2-1、ノジマステラ神奈川・相模原戦は2-0、大宮アルディージャVENTUS戦では終了間際に失点して4-1であった。3試合で8得点、2失点と安定した戦いをしている。だが、栗島選手は好スタートを切ったからこそ、満足することなくよりスキルアップしていかないといけないと肌で感じていたのだ。
「強いチームは守備が強くて点も取れるので、失点を減らしていく努力をしていきたい」と完璧な試合を目指していた。
そして「90分を通して集中力が切れないようにすることや疲れが出てきたときに、どれだけお互いに声をかけていけるか。ピッチに立っているメンバーが同じ意識を持って、我慢する時間帯なのかということを声掛けしていくことで、失点が防げる部分があると思う」と話した。
(残り 771文字/全文: 1253文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ