栗島朱里が感じている今のチームの強みと課題とは
(Report by 河合貴子)
プロとしての強い信念をもって
「良い攻撃をするのには、良い守備から!」とチームのムードメーカー的役割を担ってきた栗島朱里選手は自分自身に言い聞かすように断言した。昨シーズン、なでしこリーグで栄光を掴み獲った浦和レッドダイヤモンズ・レディースであったが、今シーズンから『三菱重工・浦和レッズレディース』と改名し、心機一転してWEリーグ初代女王を目指す。
栗島選手は「ピッチに立つ人は、本当に責任をもってやらないといけないぐらい守備を意識して、そこから良い攻撃に繋げていきたい。昨年とは、プロとしての状況が違う。もっともっと責任を持って、試合を見に来てくださる方がいる以上、もう一回見に行きたいと思わせるプレーをしないといけない」とプロ化に伴い、プロとしての強い信念を持っていた。
そのためには、「これぞプロ!」と人々の心を魅了できるクオリティーの高いプレーをチーム全体で表現していきたいところだ。それは、浦和に限って言えることではない。女子サッカーのプロ化に伴い、WEリーグに参戦した11クラブに言えることである。新たに女子チームを創設させた大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島レジーナはどんなチームに仕上げてくるのだろうか・・・。WEリーグが開幕する9月までの準備期間で今後の明暗が分かれることになるだろう。
(残り 1183文字/全文: 1749文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ