【戦術コラム・島崎英純】明確化された序列。改めて、現状のベスト布陣を列挙する

©Yuichiro Okinaga
固定化が進む
ペア=マティアス・ヘグモ監督は1月中旬から実施した沖縄キャンプの初日からチーム内の序列を明確に定めた。今季の浦和の在籍選手は総勢32人。これにユースや大学生の練習生が加わった中で3チームに組分けされた編成は細部で若干変更が施されるも、その陣容はほぼ不動だった印象がある。
興味深かったのはヘグモ監督以下コーチングスタッフが事前に何人かの選手をすでにファーストチームの有力候補に据えていた点だ。キャンプ最終日前日の囲み取材でヘグモ監督があえて名前を挙げた伊藤敦樹はその筆頭格だし、後にキャプテンに任命された酒井宏樹、左サイドバックに抜擢された渡邉凌磨、そして正守護神の西川周作なども当該選手に入る。また外国籍選手を中軸に据える点も一貫していて、昨季のJーグベストイレブンに選出されたアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの両センターバックはもちろんのこと、遅れて合流して別メニュー調整からスタートしたチアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、サミュエル・グスタフソンもコンディションが整い次第、すぐさまファーストチームに組み込まれている。ちなみにキャンプ3日目の時点でハムストリングの肉離れを発症してしまったブライアン・リンセンも当初はファーストチームのセンターフォワードでプレーしていた。
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