【無料掲載】川崎戦へ向けて、興梠、遠藤の起用法は?【大原レポート】

 

いつも通りの風景

浦和レッズはJリーグ2ndステージ第9節・川崎フロンターレ戦を明日に控え、大原グラウンドで1530分から最終のトレーニングを実施した。

33度まで気温が上がった今日の埼玉県地方だが、午後は澄み渡るような青空に太陽の光が降り注ぐ中で湿度が低いためか爽やかな風が吹く、心地良い天候だった。

最近のチームは試合前日の練習内容が決まっている。恒例の鳥かご、パスワーク、ストレッチの後は1チーム11人に分かれての攻撃パターン練習で技術を磨く。前線トライアングルの3人がパス回しして一旦GKにボールを返し、GKがロングフィードを蹴ると、そこからビルドアップが開始されてリベロ、ストッパー、ボランチが流麗にパスワークし、どちらかのサイドへミドルフィードを供給する。そしてボールを受けたサイドアタッカーがクロスボールを入れ、中央でフィニッシュする。Jリーグ2ndステージ第4節・大宮アルディージャ戦での引き分けを挟んで10戦無敗の9勝1分けで2ndステージ首位に立った浦和は、いつも通りのルーティーンで年間勝ち点首位・2ndステージ2位の川崎戦に臨む。

注目はリオ・オリンピックから帰還した直後のFW興梠慎三とDF遠藤航の起用法だろう。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「ふたりについては当日の状況も見ながら起用を考える」と語っており、明日の先発布陣は予想し難い。また4連勝中の今は布陣を代えない方が得策との見方もある中、右サイドアタッカーのレギュラー・関根貴大が体調不良で別メニュー調整を強いられており(詳細は川崎戦プレビューをご参照ください)、前節と同布陣を組めない可能性もある。

ただ、その他のメンバーは足首の負傷で離脱中の平川忠亮を除いて臨戦態勢にある。相手はリーグ優勝を争う川崎だけに、現状考えられるベスト布陣で対峙し、明確な結果を残したい。

川崎戦は埼玉スタジアム2002で8月20日19時にキックオフ。試合前日までのチケット売上げ数は45,500枚で、当日券の販売も予定されている。

 

 

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