2016J1ファーストステージ第2節・磐田戦[磐田/名波浩監督][監督コメント]

○名波浩監督
戦前からの分析によって、高いラインを保ちつつ飛び込まない、我慢強く、粘り強く、しぶとく戦い、レスバックであったり、スライドであったり、コンパクトなフィールドサイズを保ったりして、90分戦っていこうとしました。自分たちが仕掛けられるときはボールを奪いにいく、もしくは相手のミス、それからミスになりそうなシーンでは積極的に仕掛けていこうという中で1点目が奪えました。非常にいいゲームの入り方をしたと思います。

今日は15分分割にして6セットという風にホワイトボードに書いたんですけど、最初の4セット、60分までを自分たちのやりたい守備でしのげれば、相手はホーム開幕戦だし、同点かビハインドかは分からなかったですけど、展開によっては焦ってバランスを崩してくる、メンバー交代を含めて、少しやんちゃな感じになってくると思ったので、そこからまた付け入る隙があるんじゃないかという戦い方をしました。

6セット目の入りのところでやられてしまったんですけど、最終的には決勝ゴールを奪えましたし、ジェイを少し早めに入れたことによって、浦和が永田というカードを切らざるを得ない状況を作り出せたことは非常に良かったなと。あそこで駒井、梅崎、李といった前の選手のカードが1枚切れなくなったことも勝因だったんじゃないかと思います。

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