【無料記事/福田悠の浦研・裏大原】西川周作のハイパフォーマンスを支える武器(2015/7/24)

7月18日、第3節広島戦を翌日に控え、た浦和イレブンは、12時半から大原で練習を行った。この時点では無敗を継続中だったうえに久々の土曜日の練習だったこともあり、300人近いサポーターが見学に訪れた。

ゲームでは柏木、高木らがアイディア溢れるプレーを披露。FW李忠成は興梠からのクロスを鮮やかなオーバーヘッドで左隅に叩き込み、復調をアピールした。

既にお気付きの方もいるかもしれないが、GK西川は2ndステージから新しいカラーのGKグローブを使用している。グレー&オレンジのカラーに、大きく『西川周作』の文字がプリントされている。

「以前はアルファベットだったんですけど、やはり日本人らしく漢字にしようと思い変更しました。GKグローブの名前が漢字っていう人があまりいなかったのもありましたね。これを付けて代表戦にも出たいなと思います」

デザインもお気に入りのようだが、西川はその質の高さも絶賛した。

「指の間が少し開いた設計になっているのが良いですね。自分の場合、キャッチングは手を開いた状態で親指、人差し指、小指でボールを掴むイメージなので、すごく合っているなと感じてます。練習では2つを使い回していて、練習で数回使って馴染んだ物を試合で使うようにしています。汗を大量にかく今の時期は、(ボールが滑るのを防ぐために)前後半でグローブを使い分けるようにしています。グリップも良いですし、結構丈夫で長持ちなんですよ。すごくよく考えて作られているなと感じますし、本当にありがたいですね」

グローブやシューズなど、ナイキの用具の質の高さも、日頃の西川のハイパフォーマンスを下支えしているようだ。また、こういったコメントにも表れているように、日本屈指の守護神でありながらも決して驕らないそのメンタリティこそが、西川の最大の武器だと言えるだろう。

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