Aリーグ王者をホームに迎え討ち、完全勝利を果たしたい【島崎英純】2015AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第２節・ブリスベン・ロアー戦プレビュー(2015/3/3)

2015年03月03日 19時00分　
カテゴリ：プレビュー • 島崎英純
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浦和の現状を整理すると

2015シーズン公式戦初戦のAFCチャンピオンズリーグ（以下、ACL）・グループリーグ第１節・水原三星戦、ゼロックススーパーカップ・ガンバ大阪戦で連敗を喫した浦和レッズは、巻き返しを懸けてACLグループリーグ第２節のブリスベン・ロアー戦に臨む。

ブリスベン戦は浦和のホーム開幕戦となる。浦和はアウェーながらも水原三星に敗戦して黒星スタートとなっただけに、ACLグループリーグ突破のためにも是が非でも今試合で勝利を掴みたい。ただ、現在の浦和は過密スケジュールの只中にいる。ブリスベン戦から中２日でＪリーグ・ファーストステージ第１節・湘南ベルマーレ戦が控えており、G大阪戦に続きスタメンの陣容に熟慮が必要となるだろう。

現在のチーム状況を整理しておこう。負傷者は永田充（内転筋肉離れ）、岡本拓也（肩脱臼）のふたりだが、石原直樹がＧ大阪戦翌日の月曜日の練習を体調不良で欠席している。石原は水原戦に出場し、G大阪戦はターンオーバーで欠場していたため、今回のブリスベン戦は有力なスタメン候補だったはずだ。それだけに彼の離脱はチームにとって誤算だろう。

G大阪戦を欠場した主力選手は石原以外に宇賀神友弥、橋本和の両サイドアタッカーがいる。また水原戦で先発したズラタンはG大阪戦でも途中出場しているが、彼も１トップの有力候補である。そして注目すべきは興梠慎三の復帰戦がいつになるのか。昨季終盤に腓骨骨折を負いながら強行出場したことで復帰時期がずれ込んでいたが、鹿児島キャンプではすでにトレーニングマッチに出場し、本人曰く「骨折の影響はもうない」とのことなので、後はどのゲームに照準を合わせるかの判断次第となる。予測では彼の復帰はＪリーグ開幕戦の湘南戦になるのではないか。スタメンを予想するのは非常に難しいが、とりあえず表記してみる。

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