『水が口のところまで浸かっている状況』の浦和。グループリーグ最大の強敵・北京国安に必勝を期す【島崎英純】2015AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節・北京国安戦プレビュー(2015/4/7)

入れ込みすぎを警戒する指揮官

 浦和レッズはJリーグ1stステージ第4節の松本山雅戦を1ー0で制してリーグ首位を堅持した。そして今回は現在3連敗中のAFCチャンンピオンズリーグの戦いが待っている。決勝トーナメント進出のためにはもう負けられない浦和は明日、現在グループリーグで首位に立つ北京国安に勝利しなければならない。

 ACL恒例の前日公式会見、前日練習は埼玉スタジアムで行われた。浦和は15時からミハイロ・ペトロヴィッチ監督、そして選手を代表して那須大亮が出席した。ふたりの会見コメントは以下の通り。

ペトロヴィッチ監督

「我々はACLで3連敗しているので、明日、なにを必要とされているのかを分かっている。水が口のところまで浸かっている状況だ。残りの3試合すべて勝利が必要で、9ポイントを得なければならない。しかし過去の3試合でも勝利の可能性はあった。北京はいいチームだが、我々はアウェーでも劣っていなかった。すべてのゲームでミスがあって勿体無い失点で、運もなかった。ただ、そのような3試合だったからこそ、残りも勝利できる可能性があると思っている。明日は厳しい試合になるだろうが、全力を尽くしたいと思う」

那須

「やることは明確です。勝利が絶対条件だが、慌ててはいけない。90分の中で勝利を目指すことが必要。一人一人が球際で負けない。基本的な部分ができた上で勝利に結びつくと思っている。全てを出し尽くし、ホームなので、皆の力で勝利を掴み取りたいと思います」

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