鄭大世らパワフルなFW擁する相手を打ち砕け【島崎英純】2015AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節・水原三星戦プレビュー(2015/02/24)

ソウル近郊の街・水原

浦和レッズの2015シーズン公式戦初戦はAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節の水原三星ブルーウィングス戦である。会場は敵地・韓国ソウル近郊の水原市にある水原ワールドカップスタジアム。シーズン初戦が海外アウェーというスケジュールは2013シーズンに中国・広州恒大と戦ったケースと同じだ。当時の浦和は広州恒大に0ー3で敗れたが、今回は難敵相手に良い成績を収めてシーズン序盤に弾みをつけたい。

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水原市は韓国の首都ソウルから南へ約35キロ先にある近郊地方都市だ。中心部にある水原駅周辺は大型の駅ビルや賑やかな通りが軒を連ねて大変活気がある。首都近郊、大型デパート、商店街という構図は埼玉県各市と似た風情がある。個人的には水原駅周辺は川越駅、もしくは大宮駅に酷似した雰囲気を感じた。また街中のショップのショーウインドーには水原三星vs浦和レッズのゲーム告知のポスターが貼られていた。水原は韓国Kリーグで最もサポーター数が多いことで知られているが、果たして明日のミッドウィークのナイターにどれほどの観衆が詰め掛けるだろうか。

水原市は市内の外郭を城壁に囲まれた城郭都市で、市内全域の城壁群はユネスコの世界遺産に指定されている。観光ガイドブックによると、朝鮮王朝22代の正祖大王が実学思想に基づいて民と共に豊かに暮らしたいとの願いを込めて『水原華城』を建設したのが始まりだという。市内各所に点在する城壁群は水原の観光の目玉であり、観光客はここを訪れてその景観を楽しんでいる。

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