純然たる実力で悪条件をものともせずにキッチリと勝てた【福田正博FUKUDA’S EYE】2014Jリーグ第27節・徳島戦レビュー(2014/10/08)
劣悪なピッチ状況でも両者の差が見えた
試合前から降り続いた雨によって、埼玉スタジアムのピッチは水浸しの状態になってしまった。これは明らかに浦和レッズにとって不利になった。元々、浦和は丁寧に後方からビルドアップしてパスを回し、複数人による連係で相手守備を切り崩す戦略がある。しかし、今回のようにボールが止まってしまうようなピッチでは思い描くプレーを実践できない。もちろん徳島ヴォルティス側にも当初とはプランが変わってしまったハンディがあっただろうが、それ以前に浦和との純然たる実力差を感じていただろうから、予期せぬプレーが発生しやすい劣悪なピッチ状況は自らにとって有利になると思ったのではないか。実際に小林伸二監督は試合後にそのようなニュアンスの言葉も残していた。
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