気温が下がる秋口以降になればよりチーム力の差が勝敗の行方を左右するだろう【福田正博FUKUDA’S EYE】2014Jリーグ第21節・FC東京戦レビュー(2014/8/25)

早々に先制したことで受身になり苦しんだ

どちらが勝利してもおかしくないゲームだったが、両チームともにこれまで失点数が少なかっただけに、これほどの撃ち合いになるとは予想していなかった。

 撃ち合いになった要因は浦和レッズが早々に梅崎司のゴールで先制したからだろう。ホームのFC東京としては早く同点、そして逆転しなければならないシチュエーションになってアグレッシブな戦いを仕掛けてきた。本来浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督はこのような撃ち合いを好んでいるために、願ってもない展開になったのではないか。

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