浦和のリベロと鳥栖のセンターフォワードのエアバトルの優位性が試合の趨勢を決めるだろう【島崎英純】2013Jリーグ第12節・鳥栖戦プレビュー(2013/5/17)
最も苦戦した鹿島戦
Jリーグ第11節の鹿島アントラーズ戦で劇的な勝利を挙げた浦和レッズは今節、ホーム・埼玉スタジアムで15位のサガン鳥栖と対戦する。
まず浦和の状況からお伝えしよう。現在の浦和はリーグ戦3位で、首位・大宮アルディージャとの勝ち点差は6、2位・横浜F・マリノスとの勝ち点差は3あるが、浦和はアジア・チャンピオンズリーグの日程消化によって上位チームよりも1試合消化が少なく、実質的には勝ち点差は接近している。第7節の直接対決・さいたまダービーでの敗戦、そして第8節・清水エスパルス戦での敗戦で連敗を喫したのは痛恨だったが、それでもまだまだ浦和は優勝圏内にいる。特に前節の鹿島との一戦は審判の微妙なジャッジに助けられた一面もあるものの、強豪相手に一歩も引かずに完勝を果たして内外に浦和の存在感を示した。
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