内容と結果の両輪を追い求め、その成果を挙げつつある浦和【島崎英純】2013Jリーグ第12節・鳥栖戦レビュー(2013/5/19)

拮抗した試合内容

スリリングなゲームだった。スコアは6-2と大差だったが、試合内容は拮抗し、展開次第ではサガン鳥栖が勝利を収めていたかもしれない。

浦和は前半に阿部勇樹のPKでリードし、後半開始直後の49分に槙野智章の強烈な右足シュートで2点差としたが、ここから鳥栖の分かりやすいロングボール戦法に難儀した。56分にはボール処理のもたつきから岡田翔平にゴールを許し、65分に興梠慎三のヘディングシュートで再び2点差とした直後に、再び処理を誤って豊田陽平にGKと1対1でシュートを打たれ、そのこぼれ球を一旦拾いながら高橋義希に奪われてそのまま蹴り込まれて1点差に迫られた。

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