【島崎英純】2012Jリーグ第17節・鳥栖戦プレビュー(2012/7/6)

難敵、サガン鳥栖との対戦

明日のゲームは浦和レッズにとって重要な一戦だ。現状ではリーグ戦7戦連続負けなしとはいえ、その内訳は2勝5分けで勝ち点を積み上げられているわけではない。今季のJリーグは首位から中位までの勝ち点差が肉薄し、敗戦を喫すれば一気に順位を落とす危険性も孕む。逆に勝ち点3を得られればジャンプアップも可能なわけで、シーズンを折り返すこの時期にスパートを仕掛けるべきだ。

ただ、今回の相手は難敵だ。浦和は今季サガン鳥栖とナビスコカップで対戦し、1-2で敗戦している。浦和は相手の堅牢な守備ブロックと獰猛なチャージ&チェイスに苦しみ、自慢のビルドアップからのアタックを封じられてしまった。今回は埼玉スタジアムでの対戦であり、鳥栖は一層守備に注力するだろう。ただし鳥栖は今季アウェーで1勝3分3敗と成績が良くない。浦和は地の利を生かして何とか相手守備をブレイクし、しっかりと得点を重ねて勝利を果たさなければならない。

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