【島崎英純】2012Jリーグ第26節・G大阪戦レビュー(2012/9/23)

強烈な相手ディフェンス

敗戦の理由は必ずある。それを整理しよう。

ガンバ大阪のシステムは4-4-2。遠藤保仁と明神智和のダブルボランチに、両翼には二川孝広と阿部浩之が配備され、2トップは家長昭博とレアンドロがコンビを組んだ。負傷が伝えられていたFW佐藤晃大は帯同すらしていなかった。

G大阪はチーム全体の位置取りを前目に設定した上でチーム全体のコンパクトネスを適切に保っていた。レアンドロと家長はボールホルダーの阿部勇樹や永田充に激しく襲い掛かり、後方のMF陣は前方との距離を狭めてパスコースを消し、センターバックの今野泰幸と岩下敬輔はダブルボランチと連係して1トップの原口元気とインサイドハーフの柏木陽介&マルシオ・リシャルデスに激しいチャージを仕掛けた。

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