【田中誠】2012J1第19節 ジュビロ磐田戦・レビュー(2012/7/30)

運動量に差の出た試合

浦和と磐田の対戦は非常に蒸し暑い、厳しい気候の中行われ、お互いに様子を見ながらの立ち上がりとなった。その中で、浦和がボールをキープしながら前線へ持ち上がる場面が増えて、徐々に浦和のペースになっていった。磐田も初めは上手く対応できていたとは思うが、少しずつ浦和のほうが運動量で優るようになり、浦和の攻撃を掴まえきれないところが出てきた。

逆に磐田は、自分たちの特徴である運動量の面でなかなか上がってこなかった。それが全体的な試合の印象であり、試合の結果にそのまま繋がったと言える。普段の磐田であれば、前線にボールが入った際にもっと追い越して行く動きが見られるが、この試合では前線に入ったらその選手へ任せっきりになる場面が多かった。

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