【FUKUDA’S EYE】2012J1第18節 アルビレックス新潟戦・レビュー(2012/7/17)
現実的な戦いを徹底してきた新潟
試合内容を見れば、0-0の引き分けという結果は妥当なものだろう。両チームともそれほど多くの決定機を作り出せた訳ではなく、それでも浦和は2、3度決定機を作ることができていたが、それを決めることができなかった。もちろんその決定機を確実にものにできていれば勝利できた試合だとは思うが、新潟が思っていた以上に現実的なサッカーをしてきたという印象が強い。
新潟は浦和のサッカーに対応するために、しっかりと守備組織を作り上げながら、なおかつ守り一辺倒とならずにそこから早い攻撃を繰り出してきた。現段階では順位的にもかなりの差があり、それも含めて浦和という対戦相手をリスペクトした戦いをしてきたと言えるだろう。柳下監督はもう何年もJリーグで指揮を執っている監督だから、ペトロヴィッチ監督の目指すサッカーをよく理解しているし、対応策はいくつも持っている。その中でも、相当浦和を意識した対応をしてきたのではないだろうか。
(残り 4476文字/全文: 4891文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 浦研プラス・アンケートのお願い(2012/7/17)
- 前の記事 »
- 【島崎英純】Q&A(2012/7/17)
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ