【FUKUDA’S EYE】2012J1第18節・アルビレックス新潟戦 プレビュー(2012/7/13)
攻撃面で問題を抱えている新潟
新潟とは2度目の対戦となるが、一番の大きな変化は監督が柳下さんに代わっているところだ。シーズン中に監督が代わるということはチームの状態が悪いということの現れではあるが、交代してからそれほど悪い戦いをしている訳ではなく、比較的安定した戦いをしていると言える。黒崎監督時代と比較すると、チームとしての隙がなくなってバランスの取れた試合展開が増えてきている。
攻撃に関しては、2トップにブルーノ・ロペスとミシェウが入っていて、彼ら二人の個人的な能力は高いと言えるが、今シーズンはここから生まれる得点が少なく、それがチームの成績が上がっていかない一つの要因になっていると言える。特にブルーノ・ロペスの得点が増えていかないことは、大きな誤算となっているだろう。彼だけの問題だけではないだろうし、チーム全体の不調がチャンスの数を減らしているということもある。ただ、彼らが攻撃の軸であるのには間違いはないし、彼らが思ったほど得点を挙げられなかったことが勝ち点を積み重ねられなかった大きな要因だと思う。
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