【島崎英純】2012Jリーグ第29節・仙台戦プレビュー(2012/10/19)

チームの実力を図る格好の機会

明日の第29節・ベガルタ仙台戦は浦和レッズにとって数年ぶりに訪れた決戦となる。この試合に敗れればリーグ優勝の夢はほぼ途絶える。また首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差を考えると引き分けでも絶望的だ。浦和としてみれば勝利以外に進む道がない土壇場を迎えた。今季のチームの実力を図る上において、これほど格好の機会はないだろう。

おそらく監督と選手たちは仙台戦をリーグ優勝へ向けた第一の関門と早くから位置付けていたはずだ。次なる関門は間違いなく第32節の広島戦だが、そこまで辿りつく前に、今試合で結果を果たさねば力尽きてしまう。チームは明日の試合で全精力を尽くすために日々の練習から、日常の生活から節制し、コンディションを整えてきたはずである。

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