【浦研鼎談】vol.3「都築龍太・キーパーというポジション・その3」(2012/6/13)
ゴールキーパーという特殊なポジション
島崎「さっき福さんも仰ってましたけど、キーパーというポジションは監督の好みにも左右されますし、それによって1年出られない、2年出られないということもあり得るじゃないですか。フィールドプレーヤーの場合は、ちょっと考え方を変えたり妥協したりすることで、ポジションを変えて出場機会を得られることもあります。そういう意味で、キーパーは厳しいポジションだと言えますよね」
福田「もちろん、厳しいと言える。ただ選手寿命が長いんで、フィールドプレーヤーにとっての1年とキーパーにとっての1年は違うと思うし、歳を重ねてからポジションを奪う選手も多い。経験が非常に重要となるポジションだけに、さっき言ったようにメンタル面の成熟も必要になってくると思う。後ろのポジションになればなるほど、メンタル面の起伏が少ないほうが良いし、特にキーパーはその安定感が一番求められる。世界的に見ていても、30過ぎくらいからその選手の良さが出てくるポジションだと感じるね。もちろん、監督がどんなスタイルの選手を求めるのかというのは重要だと思うけど、年齢を重ねて安定感を増していくことも同じように求められると思う」
(残り 3838文字/全文: 4349文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ