【浦研鼎談】vol.3「都築龍太・キーパーというポジション・その2」(2012/6/11)

その1から続く

後手後手になり一気に落ちてしまった

島崎「都築さんは強いとき、そして難しいときを経験されました。この浮き沈みは、このチーム特有のものなのか、それともどこでも起きうることなんでしょうか?」

都築「福さんが話したことそのまんまですよね。維持するのは本当に難しいです。お金を掛けて良い戦力が入ってくれば、選手のモチベーションも高くなり競争意識が生まれて行っていましたけど、落ち始めたのが2008年頃からですが、一つのネジが外れたような感じでしたね。すべてが後手後手に回ってしまったというのはありましたね」

島崎「これは偶然なんですが、福さんがコーチとして戻ってきたとき、クラブは難しい状況に差し掛かっていましたよね。そのタイミングで福さんは内部に入られましたけど、そのときの印象はどんな感じだったんですか?」

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