【島崎英純】日々雑感-唯一無二のチーム(2012/6/12)
実力の拮抗するヨーロッパ
EURO2012が開催され、連日白熱のゲームが続いている。今回はウクライナとポーランドでの共同開催で、時差の関係で日本では夜中の試合開始となるのが辛い。それでも、やはり内容の濃いゲームを目撃すると夜更かししてしまうわけで、悩ましい日々が続く。まだ大会は始まったばかりだが、さすがにサッカー先進地域であるヨーロッパのチャンピオンを決める場だけに出場チームは錚々たるものだ。予選リーグでドイツ-ポルトガル、スペイン-イタリア、イングランド-フランスなどのビッグマッチが見られるのは今大会の他にはないだろう。また優勝候補の一角であるオランダがデンマークに苦杯を喫するのもEUROならではのものだ。
ヨーロッパの国々は実力が拮抗しており、厳密な意味でのジャイアントキリングは存在しない。オランダであろうとも辛酸を舐めることもある。それがEUROの怖さであり、楽しみでもある。EUROはその時代のサッカースタイルを映す鏡になるとも言われるが、まさに最先端のハイレベルサッカーが連日東欧の地で繰り広げられている。
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