【FUKUDA’S EYE】2012ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第4節・川崎フロンターレ戦 プレビュー(2012/5/15)

風間新監督が就任した川崎

川崎の新監督に就任した風間監督は、サッカーに対して特徴的な考え方を持っている。例えば、スペースに出すパスは、受ける選手の走るスピードや相手のポジショニングなど様々なことを考えなければならないから、ボールスピードが弱まる。足もとへのパスならどれだけスピードを上げても問題がない、というような考え方を持っていて、非常にボールを大切にしたサッカーを展開してくる。その分、サッカーを壊してくる訳ではないから、浦和としては戦いやすい側面もあると思う。

風間監督が就任した直後の広島戦で大敗し、磐田戦では勝利したものの、決して内容的に風間監督が考えているような試合展開にはなっていない。逆に、良くこれで勝ったなと思わせる、磐田が勝っていても何らおかしくない試合展開・内容だったし、就任してから今まで、そのような内容が続いている。

(残り 2334文字/全文: 2703文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »